「非公開」はTwitterの落とし穴【実体験】角膜に傷ができた話・第六話
人気度: 342pv 2023/09/21

当記事は、実体験を基に、目に関する「悩み」や「疑問」を解消するコラムです。
今回は 原因不明の目の痛みに苦しむわたし(Geky)が Twitterの非公開DMに怖さを学んだ お話。【実体験】連載コラム 第六話。
こんにちは。『腕の良い眼科ガイド』運営局のGeky(ゲーキィ)です ^^
こんにちは ^^
運営局のAipa(アイパ)です。
連載コラム『【実体験】角膜に傷ができた話』の第六話をお送りします。
なお、読者の方が楽しめるように、会話をメインとした物語形式でお送りします。
予めご了承いただければ幸いです ^^
わたしの体験談が、目に関する「悩み」や「疑問」を解消するお役立ち情報として参考にして頂けたら嬉しいです ^^
それでは、Take it easy(ゆるっと)ご視聴ください ^^
「非公開」はTwitterの落とし穴【実体験】角膜に傷ができた話・第六話
- 第五話のあらすじ
ある日突然Gekyを襲った、原因不明の目の痛み。
Gekyは、インターネット検索の情報を鵜呑みにして、目の症状を悪化させる。
友人Aipaは、ググる(ネット検索)が性に合わないという、Gekyの性格を考慮し、自身の「病気」「健康」の為の情報収集ツールにSNS(Twitter)を紹介。
ほどなく、Twitter内でGekyとほとんど同じ目の症状で悩んでいるアカウント「Hone革☆髑Rock」と巡り合う。
マナーを欠いたGekyの初メッセージも「Hone革☆髑Rock」は仏(ほとけ)対応してくれたのだった。
実体験.
- 11月某日 (昼) Aipaの自宅 -
『目の痛みを感じてから3日後』
「Hone革☆髑Rock」のヤツ、目、治ってたってさ。
良かったなー♪
Yeah.(そうね) ^^
ねえ、Geky。
せっかくだし「Hone革☆髑Rock」さんに自分の目の事について色々相談してみたらどう?
そうしてみるぜ ^^
んー…「ご相談はコメント、または、DMでお気軽に」って返信されたけど、どっちで投稿したら良いんだ?
ていうか…、DMってなんだったっけか?
「DM」は、Twitterの機能の一つ「ダイレクトメッセージ」の事よ。
機能の説明をTwitter公式サイトから引用するわね。
- 「ダイレクトメッセージ」の説明について引用,出典:ダイレクトメッセージについて - Twitterヘルプセンター
ダイレクトメッセージはTwitterのプライベートな側面を担っています。ダイレクトメッセージを使うと、ツイートなどのコンテンツについて、他の人と非公開の会話ができます。
…うー、カタカナ多くない…?
読むの面倒だから、Apia、解説ヨロ!
Kidding me?(えっ、冗談でしょ?)
もー…、仕方ないなー。
『ダイレクトメッセージを使うと、他の人と非公開の会話ができます』。
そのまんまの意味よ。
「非公開」?
Twitterにそんな機能あったっけか。
投稿した「コメント」や「ツイート」は誰でも見れるもんだって思ってたぜ。
Right.(そうよ) ^^
Gekyのいう通り、Twitter内で投稿した「コメント」や「ツイート」などのコンテンツは、原則、誰でも閲覧する事ができるわ。
これを(Twitterユーザーの一部では)「公開コンテンツ」。
とか、単に「公開」という呼び方をするわね。
対して、「アカウントの設定」や「ダイレクトメッセージ」などの機能を利用して投稿コンテンツを、特定の人にしか見せないようにもできるの。
これを「非公開のコンテンツ」。
とか、単に「非公開」というわ。
GekyがTwitterを利用していたのは8年も前の事だし、しかも利用ってよりは、ちょっと触ってみた程度のことだから、2021年の現在では細かい機能が違っているのかもね。
btw.(ちなみに)
※btwはBy the wayのネットスラング
Twitterに限らず、SNSには「非公開」「公開」、この2種類のコミュニケーション手段が大抵用意されているものよ。
ふーん、そうなのか…。
わたし個人の意見だけどさ、「ダイレクトメッセージ」と「コメント」って名前がぜんぜん違うから、全く違う機能かと思ってたぜ。
単純に「非公開」「公開」の違いなんだな。
…さて。
「Hone革☆髑Rock」にわたしの「目の痛み」について相談する場合、結局のところ「非公開」「公開」どっちでコンタクトを取れば良いんだ?
Gimme a sec….(そうねー…)
ちなみにGeky、『SNSで発言者に質問する時には、色々と気をつけるべきことがある』って話は覚えてる?
気をつけておきたい5つのポイントはこれよ。
SNS(Twitterなど)内で発言者に質問する場合に気をつけておきたいポイント
- マナー
- 炎上
- 個人が特定される情報
- ダイレクトメッセージ
- 偽アカウント
おお…?
ダイレクトメッセージが含まれているじゃん。
てことは、使わない方が良いのか?
…でも解せねぇぜ。
せっかく「非公開」の機能がTwitterにはあるんだろ?
これからわたしの「個人的な悩み」を相談するのに、わざわざ誰もが閲覧できる「公開」で会話する必要はないんじゃないか?
それにさ、「Hone革☆髑Rock」と相談していくうちに、例えばアドバイスの中にアイツのプライベートな体験談とか、個人的な意見とかも出てくるかも知れないじゃん。
「公開」の会話だと、アイツも相談相手としてやり辛いんじゃないか?
Good point! You bet.(いいこというじゃない! その通りよ) ^^
「非公開」コミュニケーションのメリットは、Gekyの言う通り、不特定多数の人に聞かれたり注目されたりするのが少し気になる話題…例えば「個人的な相談」をする時に、相談する側も、相談される側も、「当事者以外の関心・好奇心」を気にしないで済む点ね。
また、もう一つメリットがあって。
これもGekyが言った通りなんだけど、
「非公開」での会話の方が得られる情報が増えるというメリットがあるわ。
つまり「Can You Keep A Secret?(あなたにだけいうけれど…)」みたいな、当事者間限定の情報交換が生まれるのは「非公開」ならではの特性ね。
そういうことだから、「Hone革☆髑Rock」さんのように『コミュニケーションは公開・非公開、どちらでもOK』とされていて、特に「個人的な悩みの相談」でコンタクトをとりたい場合であれば、「非公開(ダイレクトメッセージ)」を選択するユーザーも少なくないと思うわ。
だよな、だよな ^^
じゃ、ダイレクトメッセージで相談をと…。
No way.(いいえ。それはだめよ)
ダイレクトメッセージは使わないで。
ええっ!? なんでだよ?
個人的な相談をするときには、「非公開」コミュニケーションの方が、色々メリットがあるんだろ?
Aipaもさっきそういってたじゃんか。
Right.(そうね)
「非公開」には、それなりのメリットがあるのは事実よ。
じゃあ…その上で聞くけれど…。
「非公開」で聞き出した情報を、Gekyはどれだけ信じるの?
Googleのときのように、鵜呑みにしちゃうわけ?
…!!
そ…それは…。
「非公開」の怖いところ・落とし穴はそこにあるのよ。
「非公開」の会話で、ありがちな「思い込み」
- 非公開だから、人に言いにくい事をわざわざ話してくれた、だからこれは真実味のある情報だ
- 非公開を望んだから、きっと言いにくい話題なんだろう、人に聞かれたくない話題であるに違いない
- 非公開として、私にだけ話してくれた情報だから、貴重な情報なのだろう
これらは、みんな、まやかしよ。
「非公開」の会話で得た情報だから、有用な情報であると信じることは、
Googleが提案した検索結果だから間違いないといって、情報を鵜呑みにしてしまっている点で同じだわ。
In the first place.(そもそも)
SNSやネットに限らずリアルでも、自分自身が体験した以外の情報は「嘘」「誤解」が含まれているリスクはある…。
更には、「DMで相談に乗ります」と親切心を装い、その実「非公開=プライベートな空間」に誘い込むことを目的としている怖いアカウントもあるわ。
そういったアカウントと「非公開」で会話する事は、冗談ではなく犯罪に巻き込まれるリスクだってあるの。
うええー…?
ちょっとAipaー、なんか性格歪んでない?
良く知らないけどさ、きっと「Hone革☆髑Rock」はそんな奴じゃないよ ^^
No way.(ダメ。絶対)
いくら感じの良い人だといっても、Gekyが今言った通り「Hone革☆髑Rock」さんの事、良く知らないでしょ?
誤解しないでね。
「Hone革☆髑Rock」さんがそういう「悪い人」と決めつけているわけではないの。
「非公開」でなく「公開」で対話して欲しいのは、
兎にも角にも、犯罪に巻き込まれる可能性を含めて、トラブルを避けるためよ。
「公開」での会話ならば、誰かが見てくれている可能性がでてくるわ。
そうなれば、「危険だよ!」とか「怪しいのでは?」とか、あなたが自覚していない身の危険やリスクに、警告を発してくれる人だって現れるかもしれない。
前にも話した通り、SNSは発信者の情報を、Googleのように「選別」しているわけではないわ。
言い換えれば、Everyone, anything.(だれもが、どんなことでも)発信できる…。
Namely.(だからこそ)
受け取る側には、「自己責任」が強く求められるの。
自衛のためにも「非公開」のコミュニケーションは極力せず、「公開」を原則とすることが、SNSの鉄則だと思って欲しい訳。
なるほどなー…。
「非公開」のあらゆるリスクや危険性の落とし穴に嵌らない為にも、「公開」で会話するのが無難ってことだな。
解せたぜ。
ただやっぱ、ちょっとだけ気になってるんだよな。
さっきも話したけれど、「Hone革☆髑Rock」と相談していくうちに、アドバイスの中にアイツのプライベートな体験談とか、個人的な意見とかも出てくるかも知れないじゃん。
「公開」での会話だと、アイツも相談相手としてやり辛いんじゃないか? …って。
相手の気持ちを考えるとさ、そう思っちゃうんだよなー…。
相手の気持ちを考えればこそ、そこは、最初からあきらめた方が良いの。
相談相手の「プライベートな体験談」や、「一部の人にしか公表していない情報」、そして「経験測からくるアドバイス」は、確かに魅力的と感じるかも知れないけれど、「公開」として公表できない情報の取得はあきらめて。
え?
あきらめるでいいのか?
解せねぇ…。
表面的であたりさわりのない回答や情報しか得られないんじゃないのか?
I guess so.(きっとそうかもしれない)
でも、それでいいのよ。
そもそも、どんな発言も真偽を証明する事は難しいのだから。
「非公開」であれ「公開」であれ、得た情報が本当に価値のあるものかは、検証しない限りは解らないわ。
けれどもね、「検証するまで、価値があるか真偽はわからない」そんな情報であっても、相談者に価値を生む場合もあるの。
例えば、「元気づけられたり」「気持ちが軽くなったり」…。
仮に「表面的であたりさわりのない回答」であったとしても、「話に付き合ってくれた事」それ自体が、相談者に価値を与える事だってあるわ。
確かにそうだな… ^^
心配事や悩み事がある時に話を聞いてくれる相手ってのは、思いのほか救われるぜ。
よく考えると、問題そのものは「解決」している訳じゃないんだれど…。
解決したかどうかは関係なく、「話に付き合ってくれた事」それ自体が間違いなく有用で、価値のある事だよな ^^
You bet.(私もそう思う)^^
それから、Gekyが気になっていた…、
『「Hone革☆髑Rock」と相談していくうちに、アドバイスの中にアイツのプライベートな体験談とか、個人的な意見とかも出てくるかも知れないじゃん。
「公開」での会話だと、アイツも相談相手としてやり辛いんじゃないか? …って。
相手の気持ちを考えるとさ、そう思っちゃうんだよなー…。』
という懸念。
そもそも、「非公開・公開」の区別なく、相手の言いたく無いことを、無理して聞いたり、突っ込んだりはしないのが「マナー」というものでしょ。
だからね、相手の気持ちを考えればこそ、相手が公表を望んでいない情報の取得は、最初からあきらめて欲しいの。
相手の気持ちを考えればこそ、相手が公表を望んでいない情報の取得は、最初からあきらめるか…。
なるほどな…、理解!
Grad.(解ってくれて嬉しいわ) ^^
それじゃ、その辺を踏まえて「公開(コメント)」で「Hone革☆髑Rock」さんに返信してみましょうか。
次のポイントを意識しながら、「Hone革☆髑Rock」さんへの返信文をつくってみてくれるかしら
SNS(Twitterなど)内で発言者とコンタクトする際に気を付けておきたいポイント ~ ダイレクトメッセージ編
- ダイレクトメッセージは、相手側がDM歓迎していたとしても、トラブルやリスクを避ける為、利用しないのが無難
- 「非公開」で入手した情報は、「公開」で入手した情報と比べて価値があるという認識はまやかし(思い込み)
※「非公開・公開」の区別で、得られる情報の違いは「質」ではなく「量」である - 「公開」で会話することで、当事者以外の目にも止まる可能性があり、結果として、犯罪に巻き込まれるリスク他への自衛となる
- 「非公開・公開」の区別なく、「相手の言いたく無いことを、無理して聞いたり、突っ込んだりはしないのがマナー
あいよ。
んー…、こんな感じでどーかな?
- 「Geky」さんのツイート
よー Hone革☆髑Rock。
DMの了解ありがとな。嬉しいぜ。
せっかくだけど、このままコメントで相談させてくれ。
髑Rockの病気に興味があるから、個人的なこととか、割と突っ込んだこと聞くかもしれないけど、答えたくない事とかはいわなくていいからな。
さて、相談していいか?
Amazing…!(すばらしいわ!)
それに、Geky…、あなた…、
ちゃんとお礼も言える人だったのね。
どういう意味だよ…。苦笑
よし…、投稿っと。
「Hone革☆髑Rock」さんがあなたのコメントに返信しました。
早っ、もう返信来た。
Oh, really?(ちょ…、マジで早いわね…)
なんて返ってきたの?
んー…、なんだこれ。
『ic yap ;)』?
暗号か?
I see. Yes.(どうぞいいわよ)
のネットスラングね。
よかったわね ^^
「Hone革☆髑Rock」さん、コメント(公開)で相談することを了承してくれたみたいよ。
やったぜ♪
ではいよいよ、わたしの「原因不明の目の痛み」の事、相談していくぜ ^^
まとめ (と 物語の裏話・メイキング)
はい、というわけで、連載コラム『【実体験】角膜に傷ができた話』の第六話は一旦ここまでです ^^
SNSの「非公開」って、意外と落とし穴があるもんなんだな。
気にした事なかったぜ。
リアルだとさ、個人的な相談とか、話しにくい事を話すときは、良かれと思って当事者だけで話すことって割と推奨されてるじゃん。
SNSの「非公開」機能も、あんなノリで活用するもんだと思ってたぜ。
I feel you.(それも間違いじゃないけれど)
SNSは、あくまで「自己責任が強く求められる」特性を持つ、という事は理解して欲しいの ^^
だな。
気を付けるぜ ^^
さて、今回の第六話をまとめるね。
こんな感じかなー…。
ある日突然Gekyを襲った、原因不明の目の痛み。
Gekyは、ググる(ネット検索)の情報を鵜呑みにして、目の症状を悪化させる。
友人Aipaは、ググるに変わるの「病気」「健康」の為の情報収集ツールとしてSNS(Twitter)を紹介。
Gekyは、Twitter内で同じ目の症状で悩んでいるアカウント「Hone革☆髑Rock」と巡り合い、自身の「原因不明の目の痛み」について「非公開(ダイレクトメッセージ)」での相談を検討する。
しかし、「非公開」には様々なリスクや危険性の落とし穴があった。
友人Aipaの解説により、またひとつ賢くなったGekyなのであった。
おいっ、またひとつ賢くなったGekyなのであったって何だよ!
ほんと最近…、お子様扱いが過ぎてきてるな…。
やっぱ、性格歪んでるんじゃないのー…?
ふふふ ^^
さて、この連載コラムは、私AipaとGekyの実体験を元にしています。
私たちの体験談が、目に関する「悩み」や「疑問」を解消する、お役立ち情報として参考にして頂けたら嬉しいです ^^
また、この「連載コラム」ならびに、当サイト『腕の良い眼科ナビ』では、
1.気楽に読めて役に立つ会話をメインにした物語形式のコラム
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このコラムの公開時点では、2.と3.は工事中ですが、随時公開していきますので、今後も楽しんでご利用いただけたら幸いです ^^
本コラムを、最後までご視聴くださりありがとうございました ^^
ありがとう!
それではまた次回♪
次回に続きます。
注釈: このコラムは実体験を基に執筆されており、取材を兼ねて、Twitter内でコメントのやりとり等を行ったのも事実ですが、取材元となる発言者様の個人が特定されないよう配慮する為、脚色・翻訳を加えています。
なお「Hone革☆髑Rock」は同様の意図で創作した架空のアカウントです。
最終更新日: 2021 年 12 月 4 日
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